埴生中学1年・英語学年トップお祝い対談
「入塾時期が大事なんだ」
埴生中学1年 N君 with 根石吉久 1996年12月
- 根石
- この間のテストは、2学期の期末だな。
- N
- はい。
- 根石
- 英語が満点だった。
- N
- はい。
- 根石
- 百点が他に何人いるかはわかんない?
- N
- たぶんいないと思う。
- 根石
- えっ、なんでわかる?
- N
- 他の組もいなかったみたいだし、百点ていう人がいるっていう話は今のところ聞かないし…
- 根石
- そうか、それなら、まあきれいなトップだ。あのさあ、中学の一年ていうのは、英語の点がとりやすいんだ。今までは、高得点だった人がいっぱいいたはずだよ。Nの場合は90以下はとってないか?
- N
- はい。
- 根石
- 90以上の点をずっととってきて、今度のテストが満点だったと。
- N
- はい。
- 根石
- 今の時期は点が落ちる時期だ。そのときにNは逆に上がってるってことだからさ、これは一番いい形なんだよ。ただ、気はゆるめないでもらいたいんだな。これからオバケが出るから。
- N
- はあ。
- 根石
- 1年の1学期ごろ、すごくいい点とって調子よくやってた連中が、これから全然駄目になっちゃうってことが起こるよ。だんだん中学の英語が正体を現してくる。その正体をオバケって言ってるんだけどさ。1年の1学期ってのは、英語の授業がどの科目よりもクラスの中が元気だったと思うんだけどさ…
- N
- みんな一番騒いでた。
- 根石
- 騒いでて、授業が生き生きしてただろ。
- N
- はい。
- 根石
- 今頃になると、英語の授業の空気が変わってきてるか?
- N
- 発言する人が一学期の頃にくらべるとすごく少なくなっていて、しゃべる人が決まってきちゃった。。
- 根石
- そうだろうな。ちょっとオバケが出始めているんだ。もっとおばけが出るよ。つまり、中学の間でもそうとうわかんなくなる人が出てくるってことだけどな。Nは塾へ入ったのはいつだっけ?
N
5年の終わり頃。
根石
そうすると、小学校の6年生の1年間、素読舎を使ったってことだよな。これは素読舎の使い方としては、一番うまい使い方だ。この使い方で使ってもらううとうんと伸びる場合が多いんだ。Nの場合は、兄貴が入塾を薦めたってことかな?
N
はあ、あのう、兄貴が中1の英語のテストの点がすごく悪くて、僕が中学になったとき、点が悪くなるといけないからって…
根石 ああ、おふくろさんが心配して入塾させたんだったかな。俺としては、入塾してもらうのに一番いい時期に入ってもらって、こっちの希望通り使ってもらったっていうのがありがたかったな。兄貴は、中1の終わりごろ入塾したんだっけか?
N
中1の夏頃だったと思う。
根石
ああ、夏頃かな。それで、なかなか伸びなかったんだ。ようやく実力がしっかりしてきたかなあと思えるのは最近だよ。今までは、上がったり下がったりして不安定だったんだけど、中学3年の今頃になって、ようやくしっかりしてきたって感じだな。中1になってから入塾すると、けっこう苦労しちゃう。特に中1でわかんなくなって入ってきた場合は苦労しちゃうな。この苦労をやらないでいると、そのままわかんなくなっちゃうんだけど、兄貴はなんとかうまくいったって感じだな。お前の場合は、苦労とかってのは何もないだろ?
N
今は何もない。
根石
俺が作った教材を読んでさ、小学生の時さ、読んでることが何のことかわかんないまま読んでいたと思うんだよ。
N
少しわかるところもあったけど、ほとんどわかんなくて…
根石
今は「基礎問題集」やってるんだよな?
N
今日58番をやりました。
根石
そうすっと、「基礎問題集」でやってるところよりも、「ABCD」のDあたりの方が難しいって感じしない?
N
Dが一番ごちゃごちゃしてる。
根石
それってさ、小学生の時にわかんないまま読んでた状態ってのがあってさ、今でもわかんないまま読んでるものがあるってことだから、そうすっと、いつでもわかんないまま読んでるってことがあるわけだ。だけども、塾でやったことで、6年生のときはちんぷんかんぷんだったものが、中1の学校の授業でやったら、一発でわかるっていう感じじゃないか?
N そう。6年のときやったやつが授業で今やってるから、よくわかる。
根石
それで、楽でしょ?
N
はい。
根石
俺は、初めからそうなるってわかってて塾やってんだけど、小学生とか中学生はさ、わかんないまま読んでて、しかも学校でやってないところをやってるとか文句言うわけ。俺は、さんざそういう文句言われてきたわけ。こんなの訳にたつのかとか言われたわけだ。だけど、それは、役にたつでしょ?
N
(笑)すごく役に立ちます。
根石
先生のしゃべることがその場でわかっちゃうっていう感じ?
N
そうです。
根石
俺はずっとそれをねらってたの。小学生に塾を使ってもらいたいって、前からずっと言ってるんだけど、それはその形をねらってるわけ。その形が一番いいんだっていうか、それが学校の授業の使い方として一番じょうずな使い方だと思ってるんだ。できたら5年生から、遅くても6年の春から使ってもらうと具合がいいんだと言ってきたんだけど、なかなかそういうふうに使ってくれる人がいない。6年生には素読舎はおすすめだって思うだろ?
N
(笑)思う。6年からやっとけば、2学期になっても、すごく楽。
根石
塾でやってることを、わからないまま読んでて、それでもそういうふうにして練習しておいてよかったと思ったのはいつごろだ?
N
それは、2学期始まってから。僕のクラスに塾はどこへも行ってないんだけど、よくできるやつがいて、1学期は僕と同じくらいの点数だったんだけど、2学期になったら急に点数が下がって、授業を聞いてても何のことだかわかんねえって言ってたけど、僕はすごく授業が楽だから…
根石
あのさ、ちょっと心配なのはさ、はっきりした声を出してるけど、強い声が出てない気がするんだけどな。声が弱いとどうしても練習に時間がかかるんだよ。強い声出してると、練習が先に進むんだ。ブルドーザーなんかの馬力みたいなもんでさ。
N
はい。
根石
まわりで、点数が落ちたってような話は聞くかい?
N
最初はいい点とってても、今になってすごく低い点になっちゃった人とかいます。
今の100だから価値がある
根石
そうだと思うんだ。1学期なんか、80点や90点とってるのなんか、うじゃうじゃいる。百点だって、10人や20人いたんじゃないか。
N
1学期の中間の頃はそういう感じだった。
根石
その頃は100点なんて珍しくもなんともないんだ。今頃からだよ、100点なんてなかなかとれないよっていうのは。その時期になってから100だったっていうのが、やっぱり価値があるんだ。
N
はい。
根石
塾はわりと早めの時間を使っているよな?早めの方がすいているから、これからもその使い方で使ってもらいたいんだけどな。俺やおばさんの前に座る順番待ちもやらなくていいし、早く来れば時間切れで「未完成」になるってこともないし。「未完成」はこれまでほとんどなかったな?
N
はい。
根石
俺がこれだけのことはやれっていうのを、毎回やっちゃえば心配ねえんだ。そうすれば、間違いなく伸びるからさ。
N
はい。
根石
それも大きいと思うんだ。欠席すればさ、「未完成」と同じで、新しいことをやらないで、復習が増えるだろ。欠席が多いと、どうしたって先に進まなくなる。無断欠席すると、復習を10回済ませないと新しいことができないから、なおさら進まない。欠席する場合は連絡しろっていうのはさ、昔、問題が起こったことがあって決めたんだ。塾へ行くとか言って家を出ていって、西友で遊んでたって子供がいてさ、毎週毎週それやってたやつがいたんだ。そのうちにその家のおじいいさんから電話がかかってきて、うちの孫、塾へ行ってるかって言われたことがあった。その頃は欠席の場合は連絡しろっていうふうにはやってなかったんだけど、そういう電話をもらってさ、おじいさんの方は、孫が塾へ毎回行ってるもんだと思ってたわけだ。俺は、えらく休むやつだなと思ってたんだ。そういうのが困るから、欠席のときは連絡してくれって決めたわけ。
根石
あのさあ、1年ではNが百点だから、学年トップだっての間違いないんだけど、3年でSってのがいるだろ?
N
はい。
根石
あいつが、毎回ほとんどいつも学年トップなんだよ。だから、今回も多分トップじゃないかなと思ってんだけど、もしそうなら、1年と3年が学年トップってことになる。そんでさ、2年はYとUと二人しかいねえんだけど、今回Yが96って点とって、クラスではトップだっていうんだよ。学年でトップかどうかはわかんないって言うから、先生に聞きにいって確かめておいてくれって頼んであるんだ。
根石
もしかしたら、1年も2年も3年も、埴生中学の英語の学年トップは全部素読舎の塾生だってことになるかもしれない。これは初めてなんだよ。学年トップっていうのは、俺の塾ではちょくちょく出るんだけどさ、ひとつの学校の全部の学年でトップがそろったってことはなかった。もしYが学年トップだったら、この可能性がすごく濃いことになる。Sにもまだ聞いてないけど、可能性はすごくある。もし、そういうことがはっきりしたら、悪いけどもう一回座談会やるから、出席してもらいたいんだ。その3人と俺の4人でやるから。その座談会のタイトルは、「トップがごろごろ」でいいか。
N
(笑)はい。
根石
「素読舎の英語、埴生中学を制覇」ってのもどうかな。Yがもし学年トップじゃなくても、クラスのトップは間違いねえから、「トップがご ろごろ」がいいか。Sはそれこそ、いままでひとりで「トップがごろごろ」をやってきてるし。Yがクラスのトップでもいいから座談会をやっちゃうかな。
だから、Yは今、疑いをかけられてるんだ。もしかして学年トップじゃないだろうかっていう疑いをかけられてて、今のところ疑いが晴れないんだ。(笑)
えーと、あと、好きなことしゃべってくれや。何でもいいぜ。
N
埴生中学の1年2年3年で、学年トップがぜんぶ素読舎の塾生かもしれないっていうのは、誰か他に知っている人はいるんですか。
根石
ううん、誰も知らないよ。今は俺だけだよ。だから、それがはっきりしたら、座談会はやろうと思ってるよ。
N
それが本当だったらすごい。
根石
おもしろいだろ。
N
信学会とか公文とか、ああいうのは力つくのとつかないのと分かれるんかな。
根石
信学会だってさ、学校の勉強ができるやつはさ、役にたたねえわけじゃねえんだ。それは信学会へ行く前から、かなりできるやつだな。ある程度わかっちゃっているやつが信学会使うとうまく使う場合もあるよ。だけど、それは中学までだ。高校の英語は信学会のやり方じゃどうにもならない。まだ中1だから早いような気もするけれど、一応言っておくんだけど、中学も3年間、高校も3年間で時間の長さは同じだろ。
N
うん。
根石
だけど、同じ3年間の中に入ってる英語ってのは、まるきり違うもんだと思ってていいよ。高校の3年間に入ってる英語ってのは、中学の2倍や3倍じゃねえんだってことが中学生はわからない。2倍や3倍どころじゃなくて、20倍30倍って考えておいていいんだ。高校生だって、中学のときより少し余計にやれば高校の英語がわかるようになると思ってるやつが多いけど、それはとんでもねえ間違いだ。
Nが今、塾でやってるところってのは、中学の授業ではまだやってないのがいっぱいあるよな。
N
はい。
根石
それはな、もうどんどん先へ行っちまった方がいい。高校へ入れば、ちょうどよくなっちゃうんだ。高校の模試なんかだと、平均で10点とか20点くらいのが珍しくないんだ。それってさ、ほとんどの高校生は英語がわからないってことなんだよ。だって100点満点の模試の平均点が10点とかってのは、そういうことだよ。その頃になって、信学会の授業なんか受けてた連中で、英語が駄目になっちゃうのがごろごろ出てくる。見ててみな、いっぱい出てくるから。高校の英語が信学会のやり方でどうにかなるなんて俺はとてもじゃないけど信じられない。高校の学年トップってのも、俺の塾ではちょくちょく出るんだけどさ、俺の作った教材は高校の英語を全部カバーできるよ。だからさ、今度100点とったのはいいんだけど、英語をナメちゃ駄目だぜ。
N
はい。
根石
俺がこれだけのことはやれっていうのを、毎回やっちゃえば心配ねえんだ。そうすれば、間違いなく伸びるからさ。
N
はい。
根石
この先でまだオバケはいっぱい出るから。高校になって出てくるオバケにたいていのやつは食われちゃう。
N
この前、学校で英検の5級ってのを受けてみたんですけど、けっこう楽だったんですけど…
根石
5級ってのはなんだい。中学1年が受けるやつか?
N
はい。僕は楽だったんだけど、学校の授業でやってないのが出たから…
根石
ああ、出るからな。ああ、なるほど。どのくらいの合格率なんだ?
N
半分くらい。
根石
半分が受かって、半分が落ちるの?
N
そのくらい。
挽回するには早いほどいいんだ
根石
あのさ、回りにちょっと俺の塾を勧めてみてくれねえかな。今の時期にわかんなくなりかけた人はさ、苦労だけど挽回はいくらでもできるから。本当は5年生や6年生が欲しいんだけど、中1でもやる気になってやってくれれば、まだどうにでもなる。でも中1でわかんなくなってくると、苦手意識ができはじめてるから、入塾してもすぐは伸びない。挽回はねらえるけど、すぐには伸びない。ほら、おめんちの兄貴がそうじゃん。あいつもけっこう苦労したんだ。こんなことバラしていいんだかどうだか、あいつさ、入塾したばっかのころ20点くらいだったような覚えがあるんだけどさ、今はだいたい70点以上になってきた。挽回するには早いほどいいんだ。中2の今ごろになって、わからないって言いだした場合は、苦手意識は中1のときよりも、ずっとやっかいだから。
何か対談のお礼するかなあ。おーい、図書券かなんかねえか。
根石の妻
あっ、あったかもしれない。これ。
根石
おっ、千円分ある。エロ本買うなよ。(笑)
N
ありがとう。