語学論
ひとりごと
ひとりごと 投稿者:根石吉久 投稿日:2011年 9月24日(土)16時36分37秒
「二人一枠」ができた当初、規約はなかった。ながいこと、規約などないまま素読舎はやってきた。
「二人一枠」ができたとき、そこから生じる利益のほとんどは生徒の側に生まれた。そこから生じる手間の煩雑さは素読舎の側に生じた。
それは棚から落ちてくるぼたもちだったのか。
ぼたもちではない。
それは生きている卵だ。
内側からつつき、殻を破り、空気に触れ、風に触れる前の雛。
濡れて丸まっている雛。
素読舎の英語は、有精卵だった。
風に触れたら、世界にそう告げてくれ。
風に触れたら。
先に孵ったぴよぴよとした声が、すでに告げている。
その声が、学校英語・受験英語=無精卵から由来したものではないことを。
声自体がそれを告げている。
そのことをさらに告げてくれ。やがて雄鳥の声で、雌鳥の声で。
学校英語・受験英語の中で、やかましく鳴いてくれ。
「当時者性という土地」は風のかなただ。
白身と黄身だけだった頃から長い時間が過ぎた。
内側から殻をつつく力を得たなら、まずは声自体で告げてくれ。
やがて雄鳥の声で、雌鳥の声で。
敷き詰められた無精卵を踏んで告げてくれ。
それが当事者性なのだ。
「磁場」のない今とここの当事者性なのだ。
告げてくれ。
ここにひとつの朝があると。
ひとりごと 投稿者:根石吉久 投稿日:2011年 9月24日(土)17時00分57秒
学校英語・受験英語と素読舎の英語は「用途」が違う。
学校英語・受験英語はフライパンで焼いて食っちまうための卵だ。
食って、消化して、糞にするための卵だ。
誰が食うのかは知らない。人間だというくらいのおおざっぱなことしか知らない。
いや、学校であり、学校制度かもしれない。
わかっているのは、学校英語・受験英語が食われるだけの卵だということだ。
素読舎の英語は雛になる可能性のある卵、有精卵だ。
自分の足で歩き始めるものが出てくる可能性。
それはどこまでも「可能性」のままだ。
途中で腐っちまう卵もあるからな。
「規約」は鶏舎か。餌を雨に濡らさないための。
「規約」はむしろ腐る卵を積極的に腐らせるための温度か。
それとも冷やして死なせるための温度か。
たなぼた根性へのこの完璧な憎悪、なのか。