語学論
英語嫌いを作る方法
英語嫌いを作る方法 投稿者:馬の骨 投稿日:2010年 7月23日(金)02時47分33秒
内田樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/2010/07/21_1832.php
馬の骨さん 投稿者:根石吉久 投稿日:2010年 7月23日(金)13時10分56秒
内田樹の言ってる通りだと思います。
>電話取材で英語社内公用語論についてコメントを求められる。
必ず失敗するだろうと予言する。
>現在の日本の大学生の英語運用能力の劣化は著しい。
大学新入生の過半は中学三年生程度の英語力に届かない。
>これは個別の英語教師の教育力の問題ではなく、現在の英語教育が構造的に「英語嫌い」を作り出していると考える方が合理的である。
>英語は、それが「できる子ども」と「できない子ども」の間で、将来の学歴や年収に有意な差がつくことが予測される唯一の教科である。
ちゃんとやれば「いいこと」があり、やらなければ「よくないこと」が起こる。
>これだけ努力すると、これだけ「いいこと」があるよというふうに事前に努力と報酬の相関を開示してしまうと、子どもたちの学びへの動機づけは歴然と損なわれる。
学びというのは、「謎」によって喚起されるものだからだ。
自分の手持ちの度量衡では、その意味も有用性も考量しがたい「知」への欲望が学びを起動させる。
>ほとんどの子どもたちは中学生二三年の段階で、英語学習への意欲を、取り返しのつかないほどに深く損なわれている。
なぜ、その理由を誰も問わないままにすませてきたのか。
>それを学ぶことによって、幼児的なものの見方から抜け出して、風通しのよい、ひろびろとした場所に出られるという期待が人をして学びへと誘うのである。「それを勉強することで、あなたは努力と報酬が相関し、能力と年収が精密に対応する雇用関係にはめ込まれることになるでしょう」と予告されて、嬉々として勉強する子どもがどこにいるだろう。
素読舎は英語塾なのに、英語社内公用語化にさっさと反対してしまいましたが、そんなことより、小学生でも面白がって英語の冷凍化をやること(種としてだけ所持すること)を世間が注目してくれないものかと思っています。
「学びというのは、『謎』によって喚起されるものだからだ」というときの『謎』も素読舎の教材は備えています。
大言壮語に聞こえても構わないから言ってしまいますが、子供に害がなく、確実に効果があるのは、素読舎が打ち出した「冷凍化」(種として保持)しかないのです。それ「しかない」のだということについて、世間はほぼ全盲状態です。
素読舎の方法は、同時に日本語を強化することにつながっています。
現在小学生、中学生の素読舎の生徒が、英語の芽を出させ、花を咲かせるのは二十代でいい。できたら英語磁場で芽を出させて欲しいと私は願っています。
単なる英語ペラペラ人間より、大輪の花が咲くだろうと考えています。
日本語の弱い人が英語のスキルなんか持っても使い物になりません。
若年で向こうに渡りきり、向こうに骨を埋めると決めた人以外は、その人の日本語の力以上の英語の力が備わるなんてことはありえないことです。