語学論
「英語 愛憎の二百年」
「英語 愛憎の二百年」 投稿者:小川 投稿日:2011年 2月25日(金)14時37分32秒
この番組を見た方はおられますか。番組の最終回で鳥飼 玖美子氏が「今必要なのは闇雲にアメリカやイギリスの英語を模倣する事ではない。日本人らしい英語を使いこなして行く事だ」と言っています。
鳥飼氏といえば同時通訳の草分け的存在です。それこそ闇雲に英語の勉強していた頃の私のあこがれの女性でした。氏は番組最後に下記のように付け加えています。録画しておいたものをそのまま書き取りました。
「日本人は様々な試行錯誤を経ながら英語という外国語に取り組んで来ました。特に戦後は、欧米の最新言語理論あるいは最新外国語教授法などを取り入れながら、一生懸命やって来たんですけれども、果たしてそれがうまく言ったかどうかというと、はなはだ疑問のように思います。
そこにはやはり、日本語というこの言語を母語にしているということ、だから欧米の言語をそのまま直輸入しても必ずしも成功しなかったのではないか、そんな反省もあると思います。これからは私達が日本人の特性を生かしたような英語学習法、あるいは英語教授法を日本人自らが作り上げて行くべき、そんな時に来ているのではないでしょうか。
おりしも世界はグローバル世界になっています。英語はもはや単に英米人の言語ではありません。世界中の人が共通語として使う国際共通語なんですね。そうなるともはや英語というのアメリカ人の真似をする、アメリカ人をモデルにする、そんな時代は過ぎ去っています。もっと私たち自身が自分らしい英語を使いこなして世界各国の人と思いをぶつけ合う、意見を交換し合う、そんなように自由自在に使っていかなければならない、そんな時代に入っています。英語教育はこれから大きく変わらなければならないという風に思っています。」
古くて新しい学習法、素読。実は素読舎は時代を先取りしていたのではないでしょうか。素読舎が脚光をあびる時がもうそこまで来ていると思います。
皆さんはどうお考えでしょうか。