生徒さんへのアドバイス
イントネーションの自己決定
娘さんのレッスンの様子を脇で聞いていて、あんまり楽しそうなので私もやりたいとお母さんがレッスンを申し込まれた。その後、お父さんも同じように思ってくれてレッスンを申し込まれ、ご夫婦で「二人一枠」を使って下さっている。レッスンでは、最初に音読をやるが、最近これに時間がとられるようになったので、アドバイスした。現在のすべての練習が、「イントネーションの自己決定力」に向かっているものであること、「イントネーションの自己決定力」ひとつにどれだけ多くのものが含まれるか、その一切の基礎になるのが、「文まるごとの音の一連の型」であること等を話した。(1万3千1百行台練習中)
長い文がつながらない場合
・長い文がつながらない場合 1
・長い文がつながらない場合 2
長い文がつながらない場合。「回転読み」のコツ。「文全体の音の一連の型」「回転読み」と「切断読み」の関係。今の段階では、「 回転読み」に集中するのでいい。
音作りのいくつかのステップ
「文全体の音の一連の型」をどう作るか。ひたすらていねいな「音づくり」から始めて、「アイドリング状態」を経過し、がんがんアクセルを踏める状態になれば、「回転読み」に至ること。生活言語と語学の対象の言語は、まるで違うものであること。生活言語では、音のスピードは意識におけるイメージの動きのスピードに一致する。語学の言語のスピードは口の筋肉を鍛えるために必要。「スピード」の働きが違うこと。「音づくり」にいくつかのステップがあること。それを踏まえてレッスンして欲しいと、「スカイプでレッスン」のコーチ候補に伝える。
ていねいで乱暴な練習
800年を8年に縮めるためには、ていねいで乱暴な練習のレベルをあげるしかない。千年一日の如くの練習におちいる危険性のある生徒さんにアドバイス。そろそろアクセルを踏み込んでもらいたいと要望した。まだ「音の一連の型」が本当には安定していないが、「自立練習」を始めてもらいたいと言う。
音の立体化/「切断読み」について
・音の立体化/「切断読み」について 1
・音の立体化/「切断読み」について 2
音を立体化させること。「切断読み」について。「言いながら書きながら思う」、どのくらい書けばいいのか(そろばんの上手な人の 指の動きのたとえ)。日本語を動かすのではなく、イメージを動かす。実行するかしないかは、コーチの側の問題ではない。
「気泡」を追い出す
・「気泡」を追い出す
教材を5千行以上使った生徒によく「気泡を追い出せ」とアドバイスする。「文全体の音の一連の型」を作るとき、単語を一つずつ読む癖から抜け出そうとしないと、読みに「気泡」が混ざる。単語を一つずつ読む癖を抜けた人でも、読みの回数を惜しむと、文の読みは切れがちになり、「気泡」が混ざる。
「音の連続性」と「個々の音をきちんと備えること」を両立させる際に、「気泡」を追い出さないと音は完成しない。
音が完成しないと、音とイメージを合体させるための「切断読み」に入ることができない。「気泡」が残ったままだと、意識に伏在するパイプ(音の連続)の中にイメージや意味が流れるのを阻害する。
教材の5千行から1万行あたりのレッスンでは、「気泡を追い出す」ことが一つの大事なポイントになる。
「気泡」を追い出すことについて。
・「気泡」を追い出すことについて。
初心者、中級者が素読舎の練習を始めた当初は無理だが、教材が1万行を越えたあたりから、「気泡を追い出す」ことを要求する。読みに「気泡」が混じる状態を放置すると、音読をやっても使える英語にはならないので、これは絶対に必要なことである。音読が流行ったので授業に音読を採用したが、効果がないという学校の先生のボヤキがあるが、それは「気泡を追い出す」ことをやらないからである。